最近すっかり寒くなってきました。ミュンヘンはもう雪が散らつき氷点下です。ハリボー食べてビール飲んでしのぐしか・・・!
さてさて、今回は過去の苦い思い出を書こうと思いまして。
現在ドイツに長期留学中ですが、今回が初めての海外経験ではなく、今までに大学の研修や旅行含めちょこちょこ海外は行ってました。
「長期留学して〜!」って思ったきっかけはなんだったかな〜って思ったら大学二年の時に行ったタイへの研修で、英語タイ語中国語日本語をペラッペラに操る同世代のタイのエリート達に会って「英語もままならない俺なんかやばくね?」ってことで長期留学を決意したわけですが。
その前にもイギリスのケンブリッジにも3週間くらい行ってました。大学1年の夏休みです。
若かりし10代の遠山。
写真とは裏腹になんというか、めっちゃ楽しかった記憶はそんなないんですよね。それは一重に英語力のせい・・・。
Sponsored Link
高校卒業してから志した大学での目標。
大学受験が終わってから、無事大学生になることが決まったわけですが、留学するってのは絶対に決めてました。
その時立てた目標見たいのが会って、「国際的に活躍できる人になる」ってのがあって(あと、二つぐらい掲げてましたが忘れました・・・。)、当然英語ペラペーラになることを夢見てたわけです
というわけで大学生になって最初のチャンスは大学一年の夏休み。英語圏、そしてヨーロッパがいいな〜って思ってイギリスはケンブリッジの語学学校に行くことにしました。
イギリス行きが近づく!でも英語の方は・・・。
そして、出発も近づき、多少は英会話勉強してました。良さげな本買って勉強してました。
でも、それまで海外の人とろくに喋ったことなかったし、英語で深い会話もしたことないんだけど、まあなんとかなるだろうと。
高校では、東大を目指して勉強していて受験英語はまあまあできてたんです。センターは確か9割だし、東大の二次試験の英語の過去問とかも6割取れるくらいに。(自慢すみません!)
受験英語はね。そう受験英語はね。
初ヨーロッパ、イギリス着!はじめっから出鼻を挫かれる。

なんやかんやで出発して、窓から見える景色もウキウキで撮っちゃたりして、イギリスに到着。迎えの人におなじみの「Nice to meet you! How are you?」というお馴染みのフレーズで挨拶をしホームステイ先まで一時間ほどドライブしました。
Footballが通じない。
イギリスといえばサッカーだろうと思って、「Do you like football?」って聞いたら、「Pardon? Can you say again?」
もう一度言うが、伝わらない。焦る遠山。
何回か繰り返してもFootballが通じない!Fの発音が悪すぎたのですよ。どうにもこうにもならんのでスマホでタイプして伝えました。
サッカーの話で盛り上がりました(サッカー好きでよかったです。FIFAに感謝!)が、まぁ喋れないですよね。
ここで当時19歳の遠山少年は車に揺られながら気付いたわけです。
「日本の英語教育やってもコミュニケーション取れなくね?」
「あれだけ英語勉強したのに、あんなにボロボロになるまでDUOやったのに・・・。」
「でも、そういえば、スピーキングの勉強なんてしてないな・・・。」
その後も続く、英語が喋れずに続く困難。
筆記試験でクラスが振り分けれるんですが、文法は神だったので、結構取れちゃって上のクラスいっちゃってですね。
まあ、みんなペラペラですわ。
一番あぁぁ、と思ったのはホストファミリーとコミュニケーションがうまくとれなかったこと。アジア系の夫婦ですごく良くしてくれたんですがね…。簡単な会話もよく分かんなかったです。
聞き取れたとしても、こういうこと言いたい!ってのは頭の中で溢れてるんですが、英語に言語化できない。このもどかしさといったらもう!!!です。
あれ?これがホームシックってやつ?
授業も行ってたし、変態仮面が好きな友達とも仲良くなりプラプラ遊んだりしてましたが、なかなかに欲求不満でした。言いたいこと言えないし、伝えたいことが伝わらないですから。
そして、帰る5日前からだんだん日本帰りたい欲が出てきて日々強くなっていきました。これがホームシックってやつでしょう。多分。
Sponsored Link
イギリスに留学して日本の英語教育に疑問を持ち、ホームシックぽくなった話。
今思い返せば、英語も喋れず訓練もせず飛び込んだあのころの自分を褒めてあげたいですが、当時はなかなかにしんどかった記憶があります。英語も話せず、全く違う国に飛び込んだ訳ですから。
今思うことは、
英語のスピーキングを国内でしっかり鍛えて、海外に出ることを強くお勧めします。
国内でできることは、オンライン英会話を使う、海外の友達を作って練習する。
(参考記事:オンライン英会話の無料体験徹底比較。NativeCampはスピーキングが世界最下位の日本人におすすめ。)
それを国内でしっかりやってから、語学学校なり、大学に所属しているなら大学間の短期プログラムなどとってもいいと思います。
あれから4年経ったんだなぁと懐かしくなったので綴ってみました。今度ホストファミリーを訪ねてみようと思います。
(英語学習についてのおすすめ記事→【英語が話せる仕組み】アルゴリズムを知ればあなたの英語は上達する。)
フォローお願いします!Follow @kanjicuuおすすめ記事
転職当たり前!年功序列なし!台湾の就職事情が面白い。
ドイツのミュンヘン工科大学(TUM)に留学する理由。アメリカでもイギリスでもなく。
留学先でのホームシックやうつ対策のためにHueを買ったら元気で過ごせてる。
日本、中国、韓国は同じに見られている。でも悪気はないから気を悪くしないベし。
いよいよミュンヘンに飛び立ちます。