大学に入ってジャズ研などに入ってジャスを始める方や、中高で吹奏楽部で大人になってから趣味の一環としてジャスを始められる方は多いと思います。
何と言ってもジャズといえば、アドリブ。
一流のアーティストのかっこいいアドリブを聞くととってもカッコよくで真似したくなりますよね!そのためにやはり必須なのが、ジャズ理論。これが結構大変なんですよね。楽器を扱う能力や、音感ももちろん大事ですが、理論の勉強はとっても大事。
ジャズ理論のバイブルとも言えるこの本でも、このように言っています。
A great jazz solo consists of:
1% magic
99% stuff that is Explainable Analyzable Categorizeable Doable.
素晴らしいジャズのソロは、
1%は魔法で
99%は、説明でき、解析でき、分類でき、行うことができるものである。
参照:Levine, Mark (2011-01-12). The Jazz Theory Book. Sher Music.
でも、ジャズ理論ってまあまあむずいんですよね。割と音楽経験があっても途中で学ぶことを諦めちゃったり、音楽の経験がない人はコードを見た瞬間に後ずさりしちゃう人とか。
自分でも理論を勉強したり、人に教えた経験から、ジャズ理論をどんどん吸収していける人とそうでない人の違いがわかったんです。
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ジャズ理論を効率よく習得するには、「全調スケールを完璧に吹けるようにすること」!
結論から言うと、「全調スケールを完璧にする」です。
そうこんなやつ。

(PDFはこちらから。)
このスケールは、どこにどうシャープやフラットが付いているかまで完璧に覚えましょう。
なぜジャズ理論に全調スケールなのか?
例えば、キーCの場合を考えて見ましょう。Cのメジャースケールはお馴染みのこれ。

Cメジャー7は、そのままメジャースケールから1、3、5、7度を積み上げたものです。

Cマイナー7は、3度と7度をフラットにしたものです。

C7は、7度だけをフラットしたものです。

しっかりメジャーのスケールが頭に入っていたら、そのスケールからコードの構成音を考えることができ、覚えは爆速になります。
他のキーに関してもスライドさせるだけなので、スケールがしっかりわかっていれば簡単です。
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他にも計り知れないパワーを発揮する。
ジャズ理論の基本であるⅡⅤⅠや、アドリブを練習する際によく行う12キーでフレーズを吹く練習にも抜群の効果をもたらしますよ。
まだ全調スケールを抑えきれてない方は、まずこれから練習して見ましょう!
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