どうも寛治(@kanjicuu)です〜。
今回から、ブログを開設した大きな目的である、面白い人たちを取材して、紹介する。
未来人
今回も引き続き、新井康陽さんのインタビュー中編です。
前編、中編を見てない方はこちらからどうぞ ▶︎前編 ▶︎中編
圧倒されすぎて、自分の口数が激減してますが気にせずご覧ください。笑
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迷ってる時に信じるもの
寛治「迷った時とか、大事な選択を迫られた時に大事にしていることはなんですか?」
直感は僕らが及ばないところの感覚
康陽さん「よくある表現かもしれないですけど、直感を信じることですね。
人間の脳って想像以上に優れていて、例えば、白い猫って言われたら、即座に何種類もの白い猫をパパッとイメージできるってぐらいスーパーコンピューターみたいな脳みそを持っていて。
今まで生まれてから全部の記憶が脳にはあるらしいんですよね。それで必要なものしか取り出せないんですよね。
面白そうとか、いいやんって思ったものって、つま先から頭のてっぺんまで脳がグーンっと記憶をリサーチして、それ面白いやってなったのが直感なんですよね。
これは、自分たちじゃ及ばないとこまで深いところに及んでいることで、どれだけ僕らが計算しても無理なんですよね。」
寛治「一番論理的なんですね。」
康陽さん「そうなんですよ。
ただみんなそれを信じないから、うーんってなるんです。いいかなそれどうなのかなって思い出すんです。浅い記憶のところで。
でもそれを信じれるかどうかだと思うんですよね。」

コントロールできるところとできないところ
康陽さん「あと、できない理由をどんどん探していく人がすごい多くて、それってすごく勿体無いないし、自分のコントロールできないところで悩んでる人もすごい多い。
コントロールできることとコントロールできないものしかなくて。
あの時こうしとけばよかったな〜っていうのは、絶対コントロールできないことじゃないですか。でも、今こうすればこうできるよな、っていうのはコントロールできることじゃないですか。
あの人に優しくできるよなとか。
でも、あの時あの人になんで優しくできなかったんだっていうのをずーと考えても、ずーとストレスが溜まっていくわけですよね。
コントロールできることでしか考えないっていうのが一つの基準かなって思います。」
好きなことでしか人は幸せには生きれない
康陽さん「あと、人は、3つの大きな欲求があって。
一つは、「自己実現の衝動」っていうのがあって簡単に言えば、自分を成長させたいとか、自分の実感を得たいってのがそもそも本能として備わってるんですよね。
二つ目は、「無条件の愛を求める衝動」で親に対してそもそもベースにあるもので。三つ目が、「表現の衝動」っていうのがあって。人と話すとか、絵を描いたり、音楽を奏でたりとかで。
これが心理学的ベースで考えた時に、これらが満たされない時にどうなるかって考えたら、人は変わりたくないとか、傷つきたくないいとかっていうゾーンに入るんですよ。
つまり、変わりたくない、傷つきたくないっていうのは、心理学的に見れば、個が満たされてないからっていう区別なんです。
そもそも衝動であるから、どうなんかなって迷ってる時は、自分の空虚感を本当の意味で満たせないんですよね。
だから、好きなことをやるっていうのは正解で、それ以上のものはないんですよ。」
寛治「なるほど・・・。」
康陽さん「それを満たせないでいると、裕福でも幸福度ランキングが世界的にみても低かったり、看護師さんの言う、患者さんが最後後に残す言葉の一番が、「自分の人生を自分らしく生きればよかった」っていうのがデータとして出ちゃってるんですよね。
なので、結局自己衝動以外のものはなくて、そこに従おうっていうのが僕の本音です。
なら、そのやりたいとかワクワクすることがやれる場所が絶対にいるよなって、じゃあそれをTOLANDでやれるんじゃないかなって思ってます。」
寛治「そういう考えだったんですね。みんなが好きなこと追ったらどうなるんですかね。」
康陽さん「そうですね。みんながやりたいこと追ったら世の中ぐちゃぐちゃになるんじゃないかって思っててもいいけど、あなたがそれを請け負いたいんですかって、人が自由にやるのをサポートしてるんだって本当に思ってますかって。
思ってる人はそれでいいと思うんですけど、きっとそう思ってない人も多くて。
でも、これからの時代はやりたいことやってかないといけない時代になってくるんです、なぜなら職が奪われていくから。
職をクリエイトしていかないといけない時代に突入しちゃってるから、本当に好きなことをやらないといけない時代になっていってるってのが現状あって。
そう考えていくと、じゃあ楽しいほうがいいよねとか。今までできてなさそうだったビジネスとか食べて生き方とか全然あるよねっていうのをもっともっと考えていける時代やと思うんで、それをやっていきましょって思ってます。」

一歩踏み出せない人に一言
寛治「一歩踏み出せない人に一言お願いします。」
康陽さん「自分に価値がないと思ってる人は、世の中に転がってる価値を知らない人だと思うんですよ。
学校生活における価値の基準って、「学問的才能」と「運動的才能」だけで判断されちゃうんですよね。
その世界だけで判断されちゃうと、できてる人はできてない人を見下しちゃうし、できてない人は自分できてないんじゃないかって思うし、5取る人は5ないと価値がないと思っちゃうし、実はみんな損してるんですよね。判断基準が少ないから。
でも、社会に出ると、運動的才能もほとんど発揮されることがなくなって、学問的才能もそこがフィールドになっちゃうとあるのがベースなんで、ほとんど評価されなくなっちゃうんですね。例えば、弁護士とか。
ほとんど学問的才能と関係ないところに評価がいくんです。例えば、チームの中でこういう解決の仕方してたよねとか、まとめてたよねとか、すごい話聞いてたよねとかっていう、対人的才能とか、言語的才能とか、空間的才能とかっていう見えなかったり、知らなかった才能が世の中には山ほどあって。
要は、学生生活のときに、俺は価値がないんだ…っていうのは、絶対にないんです。
もっと教育が、こういう才能や価値があるんだよつていうのを教えていかないといけないって思ってます。
だから、一歩踏み出せない人に対しては、世の中の価値っていうのを知ってほしいなって。自分には絶対に価値があるから、一歩踏み出してプロジェクトでも動かしてみましょうって思います。もしよければ、TOLANDで一緒にやれたらなって思ってます。」
寛治「では、最後に、今人生面白さ100満点中何点ですか?」
康陽さん「120点ですかね、いや250点くらいです!
100っていうのもそもそも思い込みですよっていう思いも込めてです!」
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TOLAND代表「新井康陽さん」
いかかでしたでしょうか。3編に渡ってお送りしました。
初めてで取材経験もない自分のインタビューを快く引き受けてくださって、そして、出し惜しみなくお話してくださり本当に感謝しています。インタビューの内容も、これ自分のブログで書いちゃっていいの?と戸惑うくらい、濃くて本当に有益なことばかりで(講演会などで聞く内容です)、「しっかりと記事にして思いを伝えないといけない・・・!」というプレッシャーを感じながら書いておりました。
至らない点も多くあったと思いますが、無事終えることができて一安心しております。
やりたいことがあってもなかなか踏み出せない、どうしたらいいか分からないという方は一度TOLANDに立ち寄ってみてください。
康陽さんをはじめとした素敵な方々が必ず手を差し伸べてくれます。本当に温かい場所です。
TOLAND
愛知県名古屋市中区大須4-11-5 観音ビル2F
名城線「上前津駅」10番出口より徒歩1分
お問い合わせ:052-228-0514
最後にパシャリ!ありがとうございました!

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